前神奈川県知事の松沢成文氏「レッドカード」辞任拒否の斎藤元彦兵庫県知事に言及

AI要約

前神奈川県知事の松沢成文参院議員が兵庫県の斎藤元彦兵庫県知事に辞職を促す発言を行った。

斎藤元彦兵庫県知事は不信任案を突きつけられ、県政は機能不全状態にあり、県職員や県民からも苦情が相次いでいる。

不信任が可決された場合、知事は県議会を解散させるか失職するか迫られる状況にある。

 前神奈川県知事の松沢成文参院議員が13日、フジテレビ系「めざまし8」(月~金曜午前8時)に出演。7つの疑惑を取り沙汰され、兵庫県の全県議86人から不信任案を突きつけられる見込みの斎藤元彦兵庫県知事に辞職を促した。

 「県議会からの不信任決議案が通ればレッドカード。議会を解散させて、もう1回不信任されたら終わりですから、解散しても、そこまで行くまでに知事は折れると思います。ここまで信頼を失った知事は失職すべき。政治家の出処進退は、最高の政治倫理」と強調した。

 兵庫県庁には、県民が苦情の電話が相次いでいるという。県職員の中には、「再選されたら辞める」といった声もあるという。こんな県政の状態を松沢氏は「機能不全」とした。重ねて「これだけのことをした知事は退場」と強調した。

 不信任案が可決された場合、知事は県議会を解散させるか失職するか迫られる。県議会の出直し選挙には約16億円、知事の選挙には約18億円がかかるとされる。「県政は知事と議会の二元代表制で成り立っている。チェックアンドバランスで運営されるが、失敗する例もある。県政は停滞しているし、選挙のやり直しはルール。18億円は必要なコストで、県政を立て直す必要経費」と言い切っていた。