「秋の睡眠の日」 高校生の8割近くが適正な睡眠時間とれず
AI要約
9月3日は、健康や睡眠への意識を高めるための「秋の睡眠の日」であり、高校生の睡眠不足が深刻な課題となっている。
調査結果によると、成人の約40％近くが政府の推奨する睡眠時間を満たせておらず、特に高校生は8～10時間の睡眠が必要であるにも関わらず、約80％が適切な睡眠をとれていない。
企業も睡眠教育に注力しており、JINSやNTT東日本などが子供の睡眠改善に取り組んでいる。
9月3日は、健康や睡眠への意識を高めるための「秋の睡眠の日」です。高校生の8割近くが、適正な睡眠時間をとれていないというデータが公表されました。
「平日は午後12時半ぐらいに寝て午前5時半ぐらいに起きる」（高校1年生）
日本睡眠科学研究所などの調査によりますと、政府が推奨する睡眠時間6時間以上を取れていない成人は、平日で33.9％、休日は41.3％でした。
中学生、高校生については8～10時間が推奨されていますが、高校生は平日で78.1％に上り、休日も52.4％でした。中学生は50.7％、小学生は38.5％が、平日の睡眠時間が足りないとしています。
子供の睡眠を改善するため、眼鏡チェーン大手のJINSやNTT東日本などが睡眠教育を実施するなど、企業の取り組みも活発化しています。（ANNニュース）
