「少し口に水が」滝遊びで“体調不良” 泳いだ男子学生が取材応じる

AI要約

男子学生が川遊びで体調不良を訴える異常事態が発生。川で遊んだ後に発熱や下痢などの症状が現れ、109人が体調不良を訴えている。

男子学生は友人と飛び込みや泳ぎを楽しんだ後に症状が現れ、熊本県では原因が川の菌にあるのではないかと疑われている。

現在、県の研究所で感染症などの検査が行われており、水質の数値に異常は見当たらない。しかし、川遊びを控えるよう呼びかけられている。

「少し口に水が」滝遊びで“体調不良” 泳いだ男子学生が取材応じる

体調不良は109人に。川で泳いで実際に体に異変が現れた男子学生が取材に応じました。

男子学生(19)

「しんどかったですね、すごく。もう立つのはきついので…」

 その原因は“川遊び”だったのでしょうか。

 熊本県天草市にある人気の観光地「轟の滝」の周辺で川遊びをしていた人が相次いで体調不良を訴えている問題。

 23日午後3時時点で、体調不良者は109人に上る異常事態です。

 実際、先週、友人3人と1時間ほど飛び込みをしたり、泳いだりしたという男子学生は2日後、体調に異変が起こりました。

川遊びをした男子学生(19)

「まず寒気がきて、その次に熱が出たのと、次の日になったら頭痛と腹痛と、下痢と嘔吐(おうと)がメインで出たって感じですね」

「(Q.水を飲んでしまった感じ?)泳いでいる最中、口に入ってきた感じ。わざととかではなく」

 友人も発熱や胃腸炎を起こしたということです。

川遊びをした男子学生(19)

「しんどかったですね、すごく。もう立つのはきついのでずっと横になっていて、おなか痛い。トイレに行くのをずっと繰り返している感じ、一日中。2、3日はずっとそんな感じだったと思います」

 原因は一体、何なのか。

 男子学生が病院を受診すると。

川遊びをした男子学生(19)

「(医師に)『川に行ったんですよ』と言ったら、川で菌とかがあるからそれかなという感じに言われて」

 現在、県の研究所で感染症などの検査をしていますが、現時点で水質の数値に異常は確認されていません。