万博のシンボル「大屋根リング」の愛称公募を検討 21日に1周つながる

AI要約

大阪・関西万博のシンボル「大屋根リング」の工事が終了し、愛称の公募が検討されている。

「大屋根リング」は世界最大級の木造建築物で、約2キロメートルのリング形状を持つ。

吉村知事は愛称を意味のあるものに決めるよう提案し、万博記念公園の「太陽の塔」のように親しまれる名前になることを期待している。

万博のシンボル「大屋根リング」の愛称公募を検討 21日に1周つながる

 来年開幕する大阪・関西万博のシンボル「大屋根リング」の工事が21日終了し、1周つながりました。

 大阪府の吉村知事は「愛称」の公募を検討しています。

 「大屋根リング」は1周約2キロメートル、高さ最大20メートルの世界最大級の木造建築物です。

 約350億円の費用をかけ去年6月から工事が進められ、21日、リング1周がつながりました。

 このリングについて、大阪府の吉村洋文知事は21日の会見で、「愛称を公募すべき」との考えを示し、すでに万博協会に提案したことを明らかにしました。

 吉村知事は「万博記念公園(吹田市)の『太陽の塔』も、その愛称があって親しまれている」「『木造リング』や『大屋根リング』などいろんな名前を使うのではなくて意味のある愛称をみんなで決められたら」と話しました。