能登半島地震で被災した子どもらを大阪・関西万博に招待へ 大阪府・ふるさと納税など活用

AI要約

大阪府知事が能登半島地震で被災した子どもと保護者を2025年の大阪・関西万博へ無料招待する方針を発表

ふるさと納税や寄付を活用して実施するこの事業は、石川県の4市町の小中学生と家族が対象

寄付受付は10月から始まり、申し込み受付は来年1月から。招待時期は来年の夏休みを予定

能登半島地震で被災した子どもらを大阪・関西万博に招待へ 大阪府・ふるさと納税など活用

 大阪府の吉村洋文知事は21日、大阪府庁で定例記者会見を行い、能登半島地震で被災した子どもやその保護者を、2025年大阪・関西万博へ無料招待する方針を発表した。

 会見によると、この事業はふるさと納税や寄付などを活用していくという。対象は石川県の輪島市、珠洲市、穴水町、能登町の4市町の小学5年生から中学3年生までの子どもとその家族となっている。

 吉村知事は「この制度の趣旨に賛同していただける方にふるさと納税のお願いをして、子どもたちを招待するのはいいじゃないかという個人や企業の方にふるさと納税の寄付をお願いしようと思ってます。それを財源としていきます」と話していた。

 この事業のスケジュールは、今年の10月から来年5月まで寄付の受付を行い、招待の申し込み受け付けは来年の1月開始の予定。招待時期は来年の夏休みを想定しているという。

 吉村知事は「2泊3日でゆっくり大阪をみていただいきたい。万博で丸一日楽しめるように日程を組んで、翌日は大阪観光できるよう、今後、旅行会社とつめていく」と話していた。