兵庫県・斎藤元彦知事 パワハラ疑惑告発は「うわさ話」とするも根拠は「開示できない」 告発した元局長は7月に死亡

AI要約

兵庫県知事のパワハラ疑惑について元局長が告発し、県の懲戒処分を受けた事件。

元局長は死亡し、自殺とみられる中、知事は記録の開示を拒否している。

百条委の調査を受け、知事は適切に対応する姿勢を示している。

兵庫県・斎藤元彦知事 パワハラ疑惑告発は「うわさ話」とするも根拠は「開示できない」 告発した元局長は7月に死亡

兵庫県知事のパワハラ疑惑。

告発を「うわさ話」とするも、その根拠は「開示できない」としています。

2024年3月、兵庫県の元西播磨県民局長(60)が、斎藤元彦知事のパワハラ疑惑などを告発し、県は「事実無根」として懲戒処分しました。

元局長は「事情聴取も十分にされていない」と主張して、2024年7月に死亡し、自殺とみられています。

知事は8月、告発を「公益通報」として扱わなかったのは、内部調査の際、元局長が「うわさ話を集めたものと説明した」と説明していましたが、20日の会見でその根拠を問われると、「記録は存在する」「条例で開示できない」としました。

兵庫県・斎藤元彦知事:

(Q.『うわさ話を集めた』ということだけ公の場で話すのはおかしいのでは?)その部分は時系列として必要だったので適切だった。

知事は、調査を進めている百条委から記録の提出を求められた場合、「適切に対応する」としています。