告発を「うわさ話」と結論もその根拠は「公開できない」斎藤知事パワハラ疑惑 

AI要約

兵庫県の斎藤知事は、元幹部から告発されたパワハラ疑惑について、根拠となる記録を公開しない方針を示した。

元幹部の告発に対して斎藤知事は当初反論していたが、その元幹部は死亡。斎藤知事は『うわさ話を集めた』と述べたが、記録は存在すると認めつつも公開できないと述べた。

斎藤知事は疑惑を調査する委員会からの要請があれば適切に対応する考えを示している。

告発を「うわさ話」と結論もその根拠は「公開できない」斎藤知事パワハラ疑惑 

兵庫県の斎藤知事が、元幹部が告発したパワハラ疑惑を「うわさ話を集めた」と結論付けたことについて、根拠となった記録を公開しない考えを示しました。

ことし3月、元西播磨県民局長(60)がパワハラ疑惑などの告発文を配布し、当初、斎藤知事は「嘘八百」などと反論していました。

元県民局長は「事情聴取も十分にされていない」と話していて、ことし7月に死亡しました。自殺とみられています。

斎藤知事は告発文について『うわさ話を集めたもの』と話していましたが、20日の会見で、うわさ話と結論付けた根拠となった「記録は存在する」と話した一方、県の条例に基づき「公開できない」と説明しました。

そのうえで、疑惑を調べる百条委員会から記録の提出を求められた場合は「適切に対応する」との考えを示しました。