兵庫県知事“新パワハラ疑惑”アンケート…約4割の職員が『見た聞いた』会見で知事は

AI要約

兵庫県の斎藤知事に対するパワハラ疑惑について、職員によるアンケートで新たな疑惑が明らかになっている。

以前からの疑惑に加え、知事が贈収賄や投票依頼を行っていたとの報告もある。

斎藤知事は容赦ない行動や暴言を繰り返し、職員の間では暴君と呼ばれるほどの扱いをしていると報告されている。

兵庫県知事“新パワハラ疑惑”アンケート…約4割の職員が『見た聞いた』会見で知事は

兵庫県の斎藤知事のパワハラなどの疑惑について、職員に行ったアンケートで、 「公用車の運転席を後ろから蹴ったり」 「気に入らないとペンを投げる」など、 新たなパワハラ疑惑が、複数、寄せられていることがわかりました。

百条委員会が県職員約9700人を対象に行ったアンケートのうち、8月5日までに回答のあった4568人分の中間報告です。

以前から疑惑のあった『知事のパワハラ』については、 「見たり・経験をするなど実際に知っている」と答えた職員が59人。「見たり・経験した人から聞いた」と答えた職員は466人でした。

県内の企業に対し、知事が『贈答品のおねだり』をしていたという疑惑は 「実際に知っている」が43人、 「人から聞いた」が160人。

『前回の知事選で、複数の県職員が投票依頼などの事前運動をしたとされること』については、 「実際に知っている」が17人、 「人から聞いた」が37人。

『2023年11月に行われた阪神・オリックスの優勝パレードの必要経費を確保するため、信用金庫への補助金を増額し、それを寄付という形でキックバックさせたという疑惑』については、 「実際に知っている」が3人、 「人から聞いた」が40人。

『次回の知事選に向け、商工会議所などに投票依頼をしていたとされる件』については、 「知っている」が3人、 「人から聞いた」と回答したのは19人でした。

そして、新たなパワハラ疑惑も多数寄せられました。

斉藤知事は、“陰で『暴君』『瞬間湯沸かし器』と呼ばれている”と、明かした職員もいます。

アンケートには

●エレベーターに乗り損ねた際、 「お前はエレベーターのボタンも押せないのか」と激高し、怒鳴る。これをきっかけに知事のエレベーター係を職員が配置した。

●公用車では、カーナビをのぞき込み、運転手にプレッシャーをかけ、到着が遅れそうだと同乗者を叱責して、後ろから座席に蹴りを入れる。

●気に入らないと『ペンを投げる』『机を叩く』、会議室の資料を見て『舌打ち』したり、『大きなため息をつく』

といったパワハラ疑惑があがっています。