ブラジルで旅客機墜落、61人全員死亡

AI要約

ブラジル・サンパウロ州でボエパス航空の旅客機が墜落し、全員61人が死亡。機体はパラナ州からサンパウロ郊外へ向かっていた。

映像には機体が急降下する様子や墜落現場から立ち上る煙が映っており、生存者はいなかったと報告。

救助および遺体収容作業が行われたビニェド市での事故は地域に衝撃を与えている。

ブラジルで旅客機墜落、61人全員死亡

【AFP=時事】ブラジル・サンパウロ(Sao Paulo)州で9日、乗客57人、乗員4人の計61人を乗せたボエパス(Voepass)航空の旅客機が墜落し、全員が死亡した。同社が発表した。

 ATR 72-500型機は、パラナ(Parana)州南部カスカベル(Cascavel)からサンパウロ郊外のグアルリョス国際空港(Guarulhos International Airport)に向かっていたが、ビニェド(Vinhedo)に墜落した。ビニェドは人口約7万6000人で、サンパウロの北西約80キロに位置する。

 地元メディアが放送した映像には、大型機が旋回しながらほぼ垂直に急降下する様子が捉えられている。別の映像には、住宅地とみられる墜落現場から煙が激しく立ち上っている様子が映っている。

 救助および遺体の収容作業に協力したビニェド市当局はAFPの取材に電子メールで回答し、「生存者はいなかった」と明らかにした。【翻訳編集】 AFPBB News