刑務所の「集団行進」見直しへ 法務省 規律秩序を過度に重視する風土に変革を

AI要約

法務省が刑務所内の受刑者の「集団行進」を見直す方針を固めた。

暴行事件を受けて、手脚のそろえ方や号令に関する規定をなくし、職員の対応に変化が出ている。

2024年度中に実現を目指し、規律秩序よりも組織風土の変革を重視している。

刑務所の「集団行進」見直しへ 法務省 規律秩序を過度に重視する風土に変革を

刑務所で行われている受刑者の「集団行進」が見直されます。

名古屋刑務所の刑務官による受刑者への暴行事件を受け、法務省では規定の見直しを進めています。

その一環として、受刑者の「集団行動」でルール化されている、手脚をそろえて動かす動作や、号令をかけ続ける行為をなくす方針を固めました。

すでに試験的に導入された刑務所からは「職員の受刑者への口調に変化があった」との報告があったということです。

法務省は2024年度中の実現を目指していて、「規律秩序の維持を過度に重視する組織風土の変革を進めてたい」としています。