敦賀原発2号機「不適合」か 建屋真下の断層との繋がりを原子力規制委員会が判断へ

AI要約

原子力規制委員会の審査会合では、福井県敦賀原発2号機の近くの断層と真下を通る断層が繋がっているかどうかの判断が示される見込みです。

敦賀原発2号機は、原子炉建屋近くを走る断層について「活動性が否定できない」との指摘がありました。

断層が建屋の真下と繋がっていると判断されると、規制委員会から「不適合」とされ、廃炉の可能性が高まることになります。

原子力規制委員会の審査会合は、福井県敦賀原発2号機の近くの断層と真下を通る断層が繋がっているかどうかの判断を午後に示す見込みです。

日本原子力発電が再稼働を目指す敦賀原発2号機は、5月の審査会合で原子炉建屋近くを走る断層について「活動性が否定できない」としました。

きょうの会合では、この断層が建屋の真下を通る断層と繋がっているかどうかの判断が、午後に示される見込みです。

繋がりが否定できないと判断されれば、来月にも規制委員会から規制基準に「不適合」と結論付けられる公算が大きく、「廃炉」になる可能性も出てきます。

規制委員会の発足後、「不適合」となった原発はなく、判断されれば初めてのことです。