24時間以内に台風発生へ 暴風域を伴い北上する恐れ 動向に注意

AI要約

気象庁は、フィリピンの東の熱帯低気圧が24時間以内に台風に発達する見込みであり、北上する恐れがあると警告。

南シナ海にも台風に発達する見込みの熱帯低気圧があるが、日本への影響はないとのこと。

今年は台風の発生が遅れており、海面水温が高いため急速な台風発達に注意が必要。

24時間以内に台風発生へ 暴風域を伴い北上する恐れ 動向に注意

7月19日(金)21時、フィリピンの東の熱帯低気圧について、気象庁は「24時間以内に台風に発達する見込み」と発表しました。今後は、暴風域を伴い、北上する恐れがあるため動向に注意が必要です。

今日7月19日21時、フィリピンの東の熱帯低気圧について、気象庁は「今後24時間以内に台風に発達する見込み」と発表しました。次に台風が発生すると、台風3号となります。今後は、暴風域を伴いながら沖縄の先島諸島付近に北上する恐れがあるため動向に注意が必要です。

■熱帯低気圧 7月19日21時

中心位置 フィリピンの東

進行方向・速さ 北西20km/h

中心気圧 1006hPa

最大風速 15m/s

最大瞬間風速 23m/s

また、南シナ海にも別の熱帯低気圧があり、24時間以内に台風に発達する見込みですが、こちらは日本への影響はない見込みです。

今年は5月26日に台風1号が発生。統計史上7番目に遅く、5月の台風1号発生は4年ぶり。その後、5月31日には台風2号が発生しましたが、6月1日には熱帯低気圧にかわったため、6月2日~昨日7月18日までの47日間、台風が存在していません。

台風の発生が2か月近くもないため海面水温がかきまぜられず、沖縄付近で30℃以上と、平年より2℃くらい高くなっています。台風は海面水温が27℃以上で発達するため、急速に発達する恐れがあるため注意が必要です。

台風は平年ですと一年間に約25個発生し、7月は3.7個と、8月・9月に次いで多く発生します。台風シーズンに突入となるため、注意が必要です。