「まず身を引いて」 田中真紀子さん、パワハラ疑惑に揺れる兵庫・斎藤元彦知事に進言 「あの人はなぜ辞めないんですか」

AI要約

元外務大臣の田中真紀子さんがテレビ番組に生出演し、総理大臣に必要な資質について述べた。また、兵庫県知事の辞任を勧める発言も行った。

田中さんは、責任を取ることが重要だと指摘し、斎藤元彦知事の行動を引き合いに出して辞任と出直し選挙立候補を勧めた。

田中さんは、政界全体に対して責任を取る姿勢が欠如していると指摘し、総裁選立候補者に期待の低さを表明した。

「まず身を引いて」 田中真紀子さん、パワハラ疑惑に揺れる兵庫・斎藤元彦知事に進言 「あの人はなぜ辞めないんですか」

 9日の日本テレビ系=読売テレビ制作「情報ライブミヤネ屋」に元外務大臣の田中真紀子さん(80)が生出演。読売テレビの高岡達之特別解説委員の「総理大臣に必要な資質は」との問いに、渦中の首長を引き合いに出した。

 高岡氏が「背筋を伸ばして質問させてください」と前置きし、「2024年のいま、端的に内閣総理大臣に欠けてはいけない資質を教えてください」と問いかけた。これに「それは責任を取るということ」と回答。「ちょっと違った話になるけど、兵庫県知事。あの人はなぜ辞めないんですか」と、総裁選ではなくパワハラ問題の渦中にある兵庫県の斎藤元彦知事を例にだし、「それでもって県政は停滞しているんですよ。そのことに対してそこから税金をいただいている。まず身を引いて、細かい各論を言わなくていい。重箱の隅をつつくようなことを言わずにまずは身を引いて、正しいと思うならもう一回打って出たらいいじゃないですか」と、辞任と出直し選挙立候補を勧めた。

 「それをしないでぐずぐず、ぐずぐずとやっている。それと同じことだと今の政界(国政)も思う」と持論を述べ、「本当に自分で責任を取る、辞めるということができる人、いないんじゃないですか、この顔触れで」と、改めて総裁選立候補者に対する期待の低さを語った。