フィリピンの東海上に熱帯低気圧 週明け台風に発達の可能性 東シナ海を北上し沖縄地方に向かうおそれ 最新の雨と風シミュレーション
フィリピンの東に熱帯低気圧が発達し、沖縄で大しけのおそれ
21日に台風への変化が見込まれ、暴風や大雨に警戒が必要
23日ごろに東シナ海北上の可能性あり、沖縄地方に影響
週明けは、フィリピンの東に予想されている熱帯低気圧が発達し、沖縄などで大しけとなるおそれがあります。台風になる可能性があり、来週は沖縄地方では暴風や大雨への警戒が必要になりそうです。
19日(金)午後8時半の気象衛星画像ですが、フィリピンの東の海上にある雲のかたまりが熱帯低気圧として北上する見込みです。
21日(日)午前9時の予想天気図では、熱帯低気圧はフィリピンの東の海上にある見込みですが、海水温が高いため水蒸気をたくさん取り入れて、その後発達しそうです。
発達した熱帯低気圧は、台風に変わるおそれがあります。
翌週25日(木)午前0時にかけての雨と風の予想を見ると、23日(火)ごろから大きな反時計回りの渦をともないながら東シナ海を北へと進む見込みです。
中心やその付近は雨風ともに強く、沖縄地方に近づくおそれがあります。
現在出ているシミュレーションはだいぶ先の見込みともいえ、熱帯低気圧や台風といったじょう乱の位置や雨と風の予想がずれる可能性があります。今後の最新の気象情報に十分注意をするようにしてください。