市役所に“刃物男”侵入を想定した訓練 さすまた持って「暴力を振るいそうな来庁者」への対応を学ぶ 岐阜市
AI要約
愛知県の高浜市役所で職員が襲われた事件を受け、岐阜市役所で対応訓練が行われました。
訓練では警察の指導を受け、暴力を振るいそうな来庁者への対応が強調され、110番通報や避難誘導が重要であることが学ばれました。
ナイフを持った来庁者に対する具体的な対応方法の訓練も行われ、パニックにならずにしっかり対応できるよう取り組んでいます。
愛知県の高浜市役所で職員が襲われた事件を受け、岐阜市役所で対応訓練が行われました。
この訓練は7月16日、高浜市役所で男が刃物で職員3人にけがをさせた事件を踏まえ、警察の指導を受け実施されたもので、岐阜市役所納税課の職員約30人が参加。
警察の担当者が「暴力を振るいそうな来庁者への対応は、警察が到着するまでの時間稼ぎが重要」と強調し、110番通報と来庁者の避難誘導を真っ先に行うよう指導しました。
続いて、ナイフを持った来庁者が窓口の職員に詰め寄る際の対応訓練が行われ、犯人役の警察官をさすまたで牽制し、暴行を阻止する方法を学びました。
市の担当者は「パニックになってしまうようなときでも、しっかり対応できるよう訓練を繰り返したい」と話していました。
