旧優生保護法巡る「無料電話相談会」 全国で一斉実施

AI要約

旧優生保護法のもと、強制的に不妊手術を受けさせられた人やその家族などを対象とした無料の電話相談会が全国で一斉に行われています。

16日の午後4時まで行われる予定で、弁護団は「最高裁で国の責任がはっきりしたので安心して相談してほしい」と呼びかけています。

一方、国会では参議院で、与野党の議員が今後の対応などを議論しました。出席した議員からは、「判決を重く受け止め、1日も早い救済措置をとるべきだ」などの意見が出ました。謝罪決議を行うことも検討しています。

旧優生保護法巡る「無料電話相談会」 全国で一斉実施

 旧優生保護法のもと、強制的に不妊手術を受けさせられた人や、その家族などを対象とした無料の電話相談会が全国で一斉に行われています。

 電話相談会は、午前10時から全国各地の弁護士が無料で一時金の請求方法などに対応しています。対象は旧優生保護法のもと、強制的に不妊手術を受けさせられた人やその家族、福祉関係者や医療関係者です。電話での相談が難しい人を対象に、FAXでの相談も受け付けています。

 16日の午後4時まで行われる予定で、弁護団は「最高裁で国の責任がはっきりしたので安心して相談してほしい」と呼びかけています。

 一方、国会では参議院で、与野党の議員が今後の対応などを議論しました。出席した議員からは、「判決を重く受け止め、1日も早い救済措置をとるべきだ」などの意見が出ました。謝罪決議を行うことも検討しています。

 超党派の議員連盟は秋の臨時国会で、すべての被害者に補償するための法案成立を目指しています。(ANNニュース)