「キモいオッサン」石丸伸二氏の“SF的”少子化対策にネット悲鳴、テレビ出演で明らかになる“本性”

AI要約

元東京都知事候補の石丸伸二氏が『そこまで言って委員会NP』に出演し、少子化対策として一夫多妻制を提言したことが波紋を呼んでいる。

ネット上では石丸氏の発言に対して賛否両論があり、一部からは倫理観のズレや大胆過ぎるとの批判が出ている。

番組は議論番組であり、石丸氏の発言は番組の流れの中で行われたもので、影響力の大きさが浮き彫りになった。

「キモいオッサン」石丸伸二氏の“SF的”少子化対策にネット悲鳴、テレビ出演で明らかになる“本性”

 7月14日放送の『そこまで言って委員会NP』(読売テレビ系)に、元東京都知事候補、元安芸高田市長の石丸伸二氏が出演し、その発言が波紋を呼んでいる。

 石丸氏は7日に投開票が行われた東京都知事選では、事前の予想を覆し約170万票を獲得し、得票数2位となった注目の政治家。選挙特番での各マスコミへの“塩対応”も賛否を集めた。

 番組には元参議院議員、元東京都知事で国際政治学者の舛添要一氏が、元衆議院議員、元明石市長の泉房雄氏などがゲスト出演し、石丸氏と“舌戦”を交わした。

 田嶋陽子氏から具体的な少子化対策について問われた石丸氏は「究極的にはですよ。あと100年か200年かかると思うんですけど」と前置きしつつ「たとえば、一夫多妻制を導入するとか、遺伝子的に子どもをうみだすとか」と大胆な提言を行った。石丸氏は「SFの話に聞こえるかもしれないですけど、そこまでやらないと人口減少が止まらない。どう考えても無理です」とも強調していた。

 この発言にネット上では《一夫多妻はかなり極端ですが、それくらいの事をしないといけないくらい危機的状況だ、というのが主旨でしょう》と石丸氏の発言の意図を読み取る声もあるものの、“大胆すぎる”発言に困惑の声も多く聞かれる。

《純粋にデリカシーのないキモいオッサンって感じ》

《喋れば喋るだけボロが出ますね》

《一夫多妻制」とか、例えがキモい。頭いいくせにワードセンスなさすぎ》

《政策の甘さとかは調整できるけど、倫理観ズレてるのは治らん。女性に対する考えやばい》

《「一夫多妻制」は少子化対策でも何でもない。石丸伸二氏、ただのキモいおっさんじゃん》

 一夫多妻制に関しては先の都知事選では“ジョーカー議員”こと河合悠祐氏も主張していたもの。そのためネット上では《TVで石丸伸二氏がそれを言う? 真似してみたのかな。深く考えずに》といった声も。

 

『そこまで言って委員会NP』は、もともとは2014年に亡くなったやしきたかじんさんの冠番組。大阪のテレビ局が制作し、たかじんさんの意向では東京では放送がなされていないものの“関東以外はほぼ全国ネット”となっており、大きな影響力を持つ。かつては橋下徹氏がレギュラー出演し、のちに大阪府知事、大阪市長となる足がかりともなった。

 番組の流れについて制作会社ディレクターが語った。

「『そこまで言って委員会』は90分の放送時間の中で3つほどのテーマを取り上げます。政治経済や安全保障、外交関係などについて踏み込んだ議論がなされることも多い。それぞれに議論の時間はたっぷりと取られているので、番組側の意図的な“編集”“切り取り”ではなく、実際にそうした発言や議論の流れはあったでしょう」

 はからずも石丸氏の“本性”が現れてしまったのが実情なのかもしれない。