石丸伸二さん都知事選2位、「メディアは『時代はSNS選挙!』状態」 西田亮介さんの指摘に有権者ら反応さまざま

AI要約

研究者が東京都知事選挙での石丸伸二の人気に関連したメディアの報道姿勢を批判

テレビ報道の作家性の不足や冒険的な報道の不足を指摘

インターネット掲示板での議論や指摘についても言及

石丸伸二さん都知事選2位、「メディアは『時代はSNS選挙!』状態」 西田亮介さんの指摘に有権者ら反応さまざま

 情報と政治、情報化社会のジャーナリズムなどを研究する社会学者の西田亮介日大教授が14日、X(旧ツイッター)を更新、7日に投開票された東京都知事選挙で石丸伸二さんが2位となり、メディアがSNS選挙を煽る風潮を指摘した。

 「石丸さん大躍進で各メディアは『時代はSNS選挙!』状態。関連してメディアからインフォーマルな打診が沢山あるのだけど『結局当選した人はほとんど何もやってませんが?』『3位に沈んだ人も若手クリエイター活用とネット選挙に執心でしたが』とコメントし殆ど『ちょっと今回は。。。』となっている」とメディアの姿勢を指摘した。

 続く投稿では「先日の週刊フジテレビ批評で述べてきたけど、結局日本のテレビ報道は作家性が乏しく、特に報道がコスト部門の民放で冒険的なテレビ報道が生まれない素地となっているのでは? どうせコスト部門で儲からないから、とかく政治からもぶつくさ言われがちな選挙報道なんかで冒険するインセンティブがない」など私見と述べた。

 この投稿に反応したのはインターネット掲示板2ちゃんねるの開設者で実業家の「ひろゆき」こと西村博之さん。「自民党に支持された小池さんがほぼ何もせずに選挙に勝った。『日本を変えなければいけない』と考える有権者が東京でも少数派である事が可視化された事のヤバさが見過ごされてますよね。。。」とつづると、フォロワーは「結局日本人の大多数は現状を変えたくないんでしょうね。たとえそれが茹でガエルであったとしても」「『何もしないで勝つ!』というタイトルで小池都知事が本書きそうな勢い」「それはさすがに短絡的では? 問題はいろいろあるけど東京都民は小池さんの政策に満足していた」など、さまざまな声があがった。