台湾有事を想定、研究フォーラム 民間シンクタンク主催

AI要約

元自衛官らによる民間シンクタンクが台湾有事を想定したシミュレーション会合を開催

小野寺氏が訓練の意義を強調し、課題が明らかに

災害派遣やサイバー攻撃対策など、様々な課題について協議

台湾有事を想定、研究フォーラム 民間シンクタンク主催

 元幹部自衛官らでつくる民間シンクタンク「日本戦略研究フォーラム」は13日、台湾有事を想定したシミュレーション会合を開いた。小野寺五典元防衛相ら自民党の国会議員や米国の元政府高官らが参加。場面ごとの課題や対応を検証した。14日まで行う。

 会合後、小野寺氏は記者団に「実態に即した訓練で、課題も浮き彫りとなった」と意義を強調した。

 13日は、東シナ海で中国軍の活動が活発化する中、北日本で震災が発生したと仮定。災害派遣と、東シナ海での警戒監視への自衛隊配置を協議した。サイバー攻撃に対抗する「能動的サイバー防御」も検討した。