新型コロナ 林官房長官「夏には一定の感染拡大の可能性」

AI要約

林官房長官は、新型コロナ感染者数が増加している中、夏の間に一定の感染拡大が生じる可能性を指摘。

広島県では感染者数が増加し、医療機関に負担がかかっていることから注意喚起を行い、林長官も状況を注視する考えを示す。

全国でも感染者数が増加しており、過去の状況を踏まえて夏の間に感染拡大が起きる可能性があるため、感染対策が必要と呼びかけ。

全国で新型コロナの感染者が緩やかに増加するなか、林官房長官は「夏の間に一定の感染拡大が生じる可能性がある」との認識を示しました。

林官房長官

「政府としては、国民の皆様に対しまして、咳エチケットや手指の消毒等の感染対策を周知しておりまして、引き続き、先々の感染動向を見据えながら、適切な感染対策に努めております。」

広島県では、7月1日からの1週間で1医療機関あたりの平均感染者数が6.1人となり、5月以降、緩やかに増加しています。

11日には、住民への注意喚起を通じて医療への負荷を軽減するために広島県独自の注意報を初めて発令しました。

林長官は、「医療のひっ迫などの問題は生じていない」としたうえで、状況を注視していく考えを示しました。一方、全国の患者数も緩やかな増加傾向にあることから、「過去の状況をふまえると夏の間に一定の感染拡大が生じる可能性がある」と延べ、感染対策に努めるよう呼びかけました。