旭川の母「つらいが受け止める」 いじめ再調査結果受け

AI要約

2021年、北海道旭川市でいじめを受けて自殺した中学生に関する再調査委員会の結果が公表され、いじめと自殺の因果関係が認められた。

広瀬爽彩さんの母親は、つらい答えを受け入れつつもしっかりと受け止める意向を示した。

母親は再調査委の聴取に参加し、娘との思い出を振り返りながら、爽彩を忘れることはできないと語った。

 北海道旭川市で2021年、いじめを受けていた中学2年広瀬爽彩さん=当時(14)=が自殺した問題で、市が設置した再調査委員会がいじめと自殺の因果関係を認める調査結果を公表したことを受け、広瀬さんの母親が2日、「とてもつらい答えですが、しっかり受け止めたいと思います」とのコメントを発表した。

 母親は再調査委による聴取を「あのときのことを思い出すのは本当につらいことだった」と振り返り、「明るく、優しい笑顔の爽彩を忘れることはできない。今も心の中にいます」と吐露した。