旭川女子中学生自殺 尾木直樹委員長ら再調査委は「自殺がいじめの主な原因だった」と報告

AI要約

旭川市の女子中学生が自殺した問題で、再調査委員会が自殺がいじめが主な原因だったとする調査結果を報告しました。

3年前、中学2年生の廣瀬爽彩さんが凍死した状態で見つかりました。

再調査委員会は学校外でのおごり行為や性的ないじめなど7項目のいじめを認定しました。

旭川市の女子中学生が自殺した問題で、再調査を行っていた委員会が「自殺はいじめが主な原因だった」とする調査結果を報告しました。

3年前の3月、当時中学2年生だった廣瀬爽彩さんが旭川市内の公園で凍死した状態で見つかりました。

30日教育評論家の尾木直樹氏を委員長とした「再調査委員会」は「自殺はいじめが主な原因だった」とする調査概要をまとめた文書を旭川市の今津市長に手渡しました。

再調査委員会野村武司副委員長

「いじめ被害が過去のものとはならず、継続して当該生徒を苦しめて死にたいという思いが何度も湧き出る中で、死を決意させたと判断することは困難ではない」

また、再調査委員会は学校外でのおごり行為や性的ないじめなど7項目のいじめを認定しました。

この問題をめぐっては旭川市教委の第三者委員会がおととし9月に公表した最終報告書で、自殺といじめとの関連は不明としていました。