KADOKAWA元会長、角川歴彦さんが国賠提訴「人質司法は違憲」

AI要約

出版大手KADOKAWAの元会長、角川歴彦さんが人質司法に対する訴訟を起こし、損害賠償を求める。

角川さんは東京五輪・パラリンピックをめぐる汚職事件で逮捕され、長期間にわたって拘束された。

この訴訟は否認すれば拘束が長引く人質司法に対する初めての試みとされる。

KADOKAWA元会長、角川歴彦さんが国賠提訴「人質司法は違憲」

人質司法は憲法に違反するとして、出版大手KADOKAWAの元会長、角川歴彦さんが6月27日、国家賠償法に基づいて損害賠償2億2000万円を求める訴訟を東京地裁に起こした。

角川さんは、東京五輪・パラリンピックをめぐる汚職事件で逮捕されて、226日間にわたって東京拘置所に勾留された。弁護団などによると、否認すれば身体拘束が長引く人質司法に対する訴訟は初めてという。