横浜市で保育園運営法人が約1億8千万円を不正受給 市の不正受給額としては過去最大

AI要約

横浜市の保育園運営法人が市から給付金およそ1億8000万円を不正に受給していたことが分かりました。

施設長が不在の日でも勤務したように偽り、運営費や人件費などの書類を実態と異なる内容で市に申請していたことが判明。

不正受給は2018年から2023年まで続けられ、横浜市での不正受給額は過去最大。

横浜市の保育園運営法人が人件費などの書類に実態と異なる内容を記載して、市から給付金およそ1億8000万円を不正に受給していたことが分かりました。

 横浜市によりますと、社会福祉法人「くっくあゆみの会」が運営する港北区内の3つの認可保育園で、市からおよそ1億8000万円の給付金を不正に受給していたことが分かりました。

 施設長が不在の日でも勤務したように偽ったり、職員の配置を実態とは異なる内容にするなど、運営費や人件費などの書類を実際とは違う内容で市に申請していたということです。

 こういった内容の申請は2018年から2023年まで続けられました。

 横浜市での不正受給額の金額としては過去最大ということです。

 市は法人に不正に受給した金額の返還を求めていて、法人は応じる意向を示しています。