岡山市の保育所で不適切保育 トイレ閉じ込め、食事強要

AI要約

岡山市南区の認可外保育施設で、保育士が園児に無理やり食べ物を食べさせたり、トイレに閉じ込めたりする不適切な保育が行われていた。

市が立ち入り調査を行い改善指導を行ったところ、2人の女性保育士が不適切な行為を行っていたことが判明し、すでに退職した。

けがの情報はないが、運営会社の調査で複数の園児に対する不適切な行為の証言があり、市は厳正に対応している。

 岡山市南区の認可外保育施設「あいぐらん保育園岡山福浜町」で、保育士が園児に無理やり食べ物を食べさせたり、トイレに数十秒閉じ込めたりするなどの不適切保育があったとして、市が立ち入り調査の上で改善指導を行っていたことが18日、市への取材で分かった。

 市によると施設は0~2歳児が対象。昨年9~12月、女性保育士2人が複数の園児に対し、苦手な物をはき出そうとした際に口を押さえて食べさせたほか、トイレに閉じ込めたり、いすに押しつけるように座らせたりした。けがの情報はない。

 運営会社(広島市)の調査で判明。目撃証言などからこれらの行為があったと認定した。2人はすでに退職したという。