【速報】岸田総理が帰国 外交の成果強調も…再選への展望開けず

AI要約

岸田総理はG7サミットに参加し、経済安全保障で中国との一致を強調。

またウクライナ平和サミットでは平和の重要性を訴えた。

内閣支持率低下に対し、解散総選挙や改造人事の可能性は不明で、憲法改正も困難な状況。

岸田総理を乗せた政府専用機は、さきほど羽田空港に到着しました。

岸田総理はイタリアで開かれたG7サミット=主要7か国首脳会議に出席し、主な成果として経済安全保障をめぐり対中国で一致できたことを強調しました。

また、スイスで開かれたウクライナ平和サミットでは、ウクライナの平和は「力や威圧による一方的な現状変更の試みを正当化するようなものであってはならない」と演説で訴えました。

今回の外遊の成果が、低迷する内閣支持率の回復にどの程度つながるかは見通せない状況で、岸田総理は事態打開のための解散総選挙や改造人事の可能性を問われると、「今は考えていない」と従来の答えを繰り返しました。

憲法改正も今の国会での実現は事実上断念に追い込まれ、9月の自民党総裁選での再選に向けて、総理の手持ちのカードはどんどん少なくなっているのが現状です。