災害時の「学生ボランティア」育成へ 警視庁が1泊2日の防災イベント開催

AI要約

警視庁災害対策課が大学生や専門学生向けの防災イベントを開催し、自主的な学生ボランティア育成を促している。

参加者は地震後の救助や避難誘導などの実践的な方法を学ぶ体験型プログラムに参加し、防災の重要性を実感している。

学生たちは防災の知識を増やし、災害への備えを強化するために積極的に活動している。

災害時の「学生ボランティア」育成へ 警視庁が1泊2日の防災イベント開催

災害時に自主的に行動できる「学生ボランティア」を育成しようと、警視庁災害対策課は東京都江東区の東京臨海広域防災公園(そなエリア東京)を会場に、8日から1泊2日の日程で、大学生や専門学生向けの防災イベントを開催した。

この体験型プログラムは今年で7回目。参加した学生らは、地震発生後の町や商業施設を再現したスタジオで、けが人の救助や避難誘導などの実践的な方法を学んだ。

初めて参加したという大学4年生の鈴木来実さん(21)は「防災の知識を増やして、災害に備えたい」と話した。災害対策課の島田謙二課長は「自助、公助、共助の重要性を感じてほしい」と呼びかけた。