# 共助

【特集】倉敷市真備地区は“水害常襲地”…「知らなかった」経験を教訓に 被災者が伝えるこれからの防災 岡山〈西日本豪雨から6年〉
2024.07.04

【特集】倉敷市真備地区は“水害常襲地”…「知らなかった」経験を教訓に 被災者が伝えるこれからの防災 岡山〈西日本豪雨から6年〉

 6年前の西日本豪雨で、倉敷市真備地区の「まび記念病院」に避難していた人々が救助される様子を撮影したのは、1人の被災者。この経験をきっかけに会社を立ち上げ、これからの防災のあり方を伝え続けています。(西日本豪雨で被災した/金藤純子さん)「今見える2階の窓ですね。あそ

日本からGAFAMは生まれなくていい。それでも「賃上げ機運を本物にできるか」で未来は決まる──経済同友会・新浪剛史氏インタビュー
2024.06.26

日本からGAFAMは生まれなくていい。それでも「賃上げ機運を本物にできるか」で未来は決まる──経済同友会・新浪剛史氏インタビュー

満額回答が相次いだ春闘に続き、夏季賞与(ボーナス)は企業の約4割が前年比増となった。長期にわたるデフレ時代が終焉(しゅうえん)し、インフレ時代が到来するなか、過去の失敗を繰り返さないための新たな資本主義が注目されている。中でも経済同友会は2023年4月に「共助資本主義」を打ち出し、NPOやスタ

《連載:いばらき 減少時代を生きる》第4部 防災(4) 自主組織 変化に対応 人つながり備え
2024.06.20

《連載:いばらき 減少時代を生きる》第4部 防災(4) 自主組織 変化に対応 人つながり備え

鬼怒川と小貝川に挟まれた茨城県常総市中妻町の根新田地区で5月下旬、地区の自主防災組織のメンバーが点検訓練を行った。参加したのは30~70代の役員の男女9人。防災倉庫から備品を運び出し、点検や使い方を一つ一つ確認した。同地区は2015年9月の関東・東北豪雨で大きな被害

<コモンエイジ>私の声も聞いて! 自治会悩ます募金の「強制」を考える
2024.06.11

<コモンエイジ>私の声も聞いて! 自治会悩ます募金の「強制」を考える

 善意で集めるはずなのに自治会費から強制的に天引きしている「緑の募金」を巡る問題で、毎日新聞の一連の報道後、自治会関係者や読者から電話やメールが多く寄せられた。天引きを問題視する声が多い一方、地縁の濃い地方からは天引きによる寄付金集めを容認する意見もあった。地域に欠かせない共助の担い手はどうあ

困りごと地域で解決も 一定数の住民「手伝える」、和歌山県田辺市新庄地域
2024.06.10

困りごと地域で解決も 一定数の住民「手伝える」、和歌山県田辺市新庄地域

 和歌山県田辺市新庄地域(新庄町、神島台、たきない町)の住民アンケートで、「困り事の解決をお願いしたい」人が大勢いる一方、「解決の手伝いができる」人も一定数いることが分かった。マッチング次第で、困り事を共助で解決できる可能性があり、人口減少時代の地域づくりを考えるヒントになりそうだ。<

災害時の「学生ボランティア」育成へ 警視庁が1泊2日の防災イベント開催
2024.06.08

災害時の「学生ボランティア」育成へ 警視庁が1泊2日の防災イベント開催

災害時に自主的に行動できる「学生ボランティア」を育成しようと、警視庁災害対策課は東京都江東区の東京臨海広域防災公園(そなエリア東京)を会場に、8日から1泊2日の日程で、大学生や専門学生向けの防災イベントを開催した。この体験型プログラムは今年で7回目。参加した学生らは、地震発生後の