「マイクオフ問題」で公害の被害者ら 環境省へ抗議 伊藤大臣に積極的な対応求める

AI要約

全国の公害の被害者らが環境省を訪れ、水俣病マイクオフ問題について伊藤大臣に抗議。

被害者らは環境省に対し、公害問題の解決や被害者救済に積極的な対応を求める。

1976年から続く交渉で被害者の声を聞く意識不足を指摘し、伊藤大臣に改善を求める。

「マイクオフ問題」で公害の被害者ら 環境省へ抗議 伊藤大臣に積極的な対応求める

 全国の公害の被害者らが環境省を訪れ、「水俣病マイクオフ問題」について伊藤大臣に抗議しました。

「看過できないことで、抗議いたします。公害問題の解決なくして環境行政の進展なしだと思います。」(イタイイタイ病対策協議会・江添良作会長)

「今回の事態は環境省がどんな姿勢で水俣病被害者と向き合ってきたかをあぶり出した。(今後は)国が積極的に救済に乗り出すことを求めます」(水俣病不知火患者会・岩崎明男会長)

 5日午前、水俣病などの公害病や、原発事故などで苦しんできた被害者ら30人ほどが環境省を訪れました。

「(公害)被害者の意見をしっかり聞くとの意識が十分でなかった」(伊藤環境大臣)

 全国の公害の被害者らは1976年から毎年、公害からの救済のあり方や、被害者に対する差別や偏見について環境省と交渉を続けていて、伊藤大臣に積極的な対応を求めました。(ANNニュース)

※岩崎会長の崎は正式には「たつさき」