仏中銀総裁、ECBは7月の2回目利下げを排除すべきではない-報道

AI要約

欧州中央銀行(ECB)メンバーのビルロワドガロー・フランス中銀総裁は、6月と7月の会合での利下げ可能性を排除すべきではないと指摘し、一部メンバーをけん制した。

ビルロワドガロー氏は、来月の中銀預金金利引き下げ後には選択性を望むと述べた。

ECB Shouldn’t Exclude Second Rate Cut in July, Villeroy Tells BZ

(ブルームバーグ): 欧州中央銀行(ECB)は6月と7月両方の会合で利下げをする可能性を排除するべきではないとの考えを、政策委員会メンバーのビルロワドガロー・フランス中銀総裁が示した。連続利下げには慎重な一部メンバーをけん制した。

ビルロワドガロー氏はドイツ紙ベルゼン・ツァイトゥング(BZ)とのインタビューで、「既定路線」となっている来月の中銀預金金利引き下げの後には「最大限のオプショナリティー(選択性)」を望むと述べた。

原題:ECB Shouldn’t Exclude Second Rate Cut in July, Villeroy Tells BZ(抜粋)

--取材協力:Constantine Courcoulas.

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