【トヨタ勢の独占が安定化?】 2024年8月期 登録車新車販売の車名別ランキング

AI要約

2024年8月期における登録車新車販売の車名別ランキングが発表された。

トヨタ車が上位を独占しており、トヨタ・カローラが3カ月連続でシェアトップに就いた。

生産停止やモデル変更などの影響で各車種の順位が変動している。

【トヨタ勢の独占が安定化?】 2024年8月期 登録車新車販売の車名別ランキング

日本自動車販売協会連合会は、2024年8月期における登録車新車販売の車名別ランキングを発表した。

■2024年8月期 登録車通称名別新車販売トップ10

1位 トヨタ・カローラ:1万541台

2位 トヨタ・シエンタ:9027台

3位 トヨタ・ヤリス:8901台

4位 トヨタ・ルーミー:8058台

5位 ホンダ・フリード:6990台

6位 日産ノート:6894台

7位 日産セレナ:6103台

8位 トヨタ・プリウス:5909台

9位 トヨタ・アルファード:5809台

10位 トヨタ・ライズ:5459台

登録車の8月期の車名別ランキングは、データ試験の不備が見つかったことに伴ってアクシオ/フィールダーの生産・出荷を停止したにもかかわらず前年同月比3.3%増の1万541台を達成したトヨタ・カローラが、3カ月連続でのシェアトップに就く。

続く第2位には、同6.3%減ながら9027台を販売したトヨタ・シエンタが1ランクアップで位置。前月第2位のトヨタ・ヤリスは、カローラ・アクシオ/フィールダーと同様の理由でヤリス・クロスの生産・出荷を停止したことが響いて、同37.5%減の8901台にとどまって第3位に陥落した。

また、第4位にはHVモデルの生産・出荷を再開したトヨタ・ルーミーが同7.4%減ながら8058台を売り上げてランクイン。さらに、第5位には3代目に移行した新型ホンダ・フリードが同52.3%増の6990台を記録して1ランクアップを果たした。

以降は日産ノート、日産セレナ、トヨタ・プリウス、トヨタ・アルファード、そしてHVの生産を再開したトヨタ・ライズの順で続き、トップ10のうち7車種がトヨタ車、2車種が日産車、1車種がホンダ車という、前月と同じ結果となった。

なお、トヨタのヤリス・クロスとカローラ・アクシオ/フィールダーは9月4日夜より生産・出荷を再開しているため、9月のランキングは変動があるものと予想される。