中西製作所が金魚オブジェを奈良・大和郡山市に寄贈 「高度な技術の結晶に敬意」

AI要約

奈良県大和郡山市にある中西製作所が、市のシンボルである金魚をデザインしたステンレス製のオブジェを制作し、市に寄贈した。

オブジェは直径23センチと11センチの2つの球体に金魚と市制70周年記念のロゴマークが刻まれており、製作には約半年かかった。

同社の技術に市長も感謝し、市役所交流棟の金魚文庫にオブジェが展示されることとなった。

中西製作所が金魚オブジェを奈良・大和郡山市に寄贈 「高度な技術の結晶に敬意」

奈良県大和郡山市に製造工場を置き、業務用厨房機器の製造販売を手がける中西製作所(大阪市生野区)が、大和郡山市制70周年を記念して市のシンボルである金魚をデザインしたステンレス製のオブジェを制作し、同市に寄贈した。

オブジェは直径23センチと11センチの2つの球体に、金魚と市制70周年記念のロゴマークが刻まれている。同社がデザイン、板金加工、溶接、研磨などすべてを手がけた。

同社の胡(えびす)博・奈良工場製造部長は「社員が1枚のステンレス板から折り曲げて、約半年間かけて作り上げた。多くの人の目にとめてもらえれば」と話し、上田清市長に目録を贈呈。上田氏は「高度な技術の結晶に、敬意と感謝を述べたい。金魚文化を子供たちに伝えるシンボルとして飾らせてもらいたい」と喜んだ。

オブジェは、市役所交流棟の金魚の関連書籍などがある「金魚文庫」に設置されている。