# 彫刻

神聖冒涜問題で「出産する聖母像」を毀損…怪漢が頭を切断=オーストリア
2024.07.05

神聖冒涜問題で「出産する聖母像」を毀損…怪漢が頭を切断=オーストリア

神聖冒涜をめぐる論議が浮上した「出産する聖母像」がオーストリア聖堂に展示されてから一日で怪漢によって毀損された。3日(現地時間)、ワシントン・ポスト(WP)などによると、オーストリアのリンツ新大聖堂に展示された聖母像が1日未明、何者かによって破損した。不審者たちは聖母像をまるで「

彫刻家・伊藤五百亀氏作のブロンズ像を市に寄贈 愛媛・西条市
2024.07.04

彫刻家・伊藤五百亀氏作のブロンズ像を市に寄贈 愛媛・西条市

愛媛県西条市出身の彫刻家、伊藤五百亀について広く市民に知ってもらおうと、市民から五百亀が制作したブロンズ像が市に寄贈されました。西条市に寄贈されたのは、伊藤五百亀の作品、「まひる」で、水着姿の女性が夏の陽射しを浴びながら今にも駆け出しそうな情景を表現しています。6月

「考える人」のロダン作 「オルフェウス」像をホテルに展示 森の芸術祭に合わせ企画/岡山・美作市
2024.07.04

「考える人」のロダン作 「オルフェウス」像をホテルに展示 森の芸術祭に合わせ企画/岡山・美作市

 「考える人」のブロンズ像で知られるフランスの彫刻家、オーギュスト・ロダン(1840~1917年)作の「オルフェウス」像が、岡山県美作市江見の作東文化芸術センターから、同所の作東バレンタインホテル1階ロビーに移設された。自由に見学できる。 県北で今秋開かれる「森の芸術祭」に合わせ

遺品の三輪車、彫刻で再現 ICAN、スイスに寄贈へ
2024.07.03

遺品の三輪車、彫刻で再現 ICAN、スイスに寄贈へ

 国際非政府組織(NGO)の核兵器廃絶国際キャンペーン(ICAN)の川崎哲国際運営委員らが3日、広島市内で記者会見し、広島で被爆し3歳で亡くなった子どもの遺品で、原爆資料館に展示されている三輪車を再現した彫刻をスイス・ジュネーブの博物館に寄贈すると明らかにした。 彫刻は三輪車をス

トラックに“だんじり”の龍を塗装 「西条まつり」をPR 愛媛
2024.06.29

トラックに“だんじり”の龍を塗装 「西条まつり」をPR 愛媛

西条まつりの主役「だんじり」の彫刻をトラックに塗装し、まつりのPRとともに運転手のやる気もアップさせようという取り組みが、愛媛県西条市内で進んでいます。だんじり彫刻の塗装が施されているのは、西条市の運送会社「東予興産」のトラックです。制作を担当したのは、えひめ伝統工

佐賀市・松原神社の河童像「兵主部」50年ぶり神門に戻る…水難から子ども守る言い伝え
2024.06.29

佐賀市・松原神社の河童像「兵主部」50年ぶり神門に戻る…水難から子ども守る言い伝え

 水難事故を防ぐと伝えられている佐賀市の松原神社の河童像が、約50年ぶりにかつて置かれていた神門の上に戻された。「兵主部」の名で知られる河童で、水害の多い時期を迎える中、伝承のように子どもたちを守ってほしいとの願いを込めた。 木像は高さ約68センチで、頭に鉢巻きを巻いて筋骨隆々と

生涯追い求めた「素心」 彫刻家・池川敏幸の三回忌に合わせ作品展 8月4日まで
2024.06.27

生涯追い求めた「素心」 彫刻家・池川敏幸の三回忌に合わせ作品展 8月4日まで

愛媛県東温市出身の彫刻家、池川敏幸の作品を紹介する展覧会が、松山市内のギャラリーで開かれています。ミウラート・ヴィレッジで現在、開催中の「池川敏幸展~素心のかたち」。東温市出身で美術教育者、彫刻家として活躍した池川敏幸の三回忌にあわせて開かれています。

能島さん彫刻25点常設展示 茨城・笠間にギャラリー 25日オープン
2024.06.25

能島さん彫刻25点常設展示 茨城・笠間にギャラリー 25日オープン

茨城県笠間市出身の彫刻家で日本芸術院会員、能島征二さん(82)の作品25点を常設展示する「能島征二彫刻ギャラリー」が25日、同市笠間の笠間芸術の森公園内「笠間工芸の丘」にオープンする。市主催のオープニング式典が24日、同所で開かれ、関係者ら約60人が出席。能島さんや山口伸樹市長ら8人でテープカ

平和希求の女性像お披露目 パリ大会へ「五輪彫刻」
2024.06.24

平和希求の女性像お披露目 パリ大会へ「五輪彫刻」

 【パリ共同】パリ五輪開幕まで約1カ月に迫ったオリンピックデーの23日、スケートボードなど都市型競技の本番会場となるコンコルド広場近くのパリ中心部で「五輪彫刻」として平和を希求する女性像がお披露目された。文化プログラムの一環で、像は右手に平和を象徴するオリーブの枝を持ち、左手には明るく調和の取

山あいに突如現れた高さ5m超の「薬師如来像」 75歳が独学で腕磨き4年かけて完成「彫ってるうちにはまって」
2024.06.21

山あいに突如現れた高さ5m超の「薬師如来像」 75歳が独学で腕磨き4年かけて完成「彫ってるうちにはまって」

長野市信州新町で75歳になる男性が独学で腕を磨き、4年かけて高さ5メートルを超える「薬師如来像」を完成させた。最初は興味本位で小さい仏像を彫っていたが、徐々にはまり、巨大な像を作ってしまったという。(※外部配信先では動画を閲覧できない場合があります。その際はFNNプライムオンライ

岡﨑乾二郎の韓国初個展がペース・ソウルで開催へ。新作・近作の絵画と彫刻が一堂に
2024.06.20

岡﨑乾二郎の韓国初個展がペース・ソウルで開催へ。新作・近作の絵画と彫刻が一堂に

 ペースが、岡﨑乾二郎の韓国での初個展となる「Form at Now and Later 形而の而今而後」をソウルのギャラリーで開催する。会期は6月28日~8月17日。 岡﨑は1955年東京生まれ。絵画、彫刻、ロボット工学、コスチューム・セット・デザイン、建築など領

1円玉より小さい印面に「渋沢栄一」?緻密なハンコ職人の技術に称賛の声…どうやって彫ったのか永江印祥堂に聞いた
2024.06.18

1円玉より小さい印面に「渋沢栄一」?緻密なハンコ職人の技術に称賛の声…どうやって彫ったのか永江印祥堂に聞いた

新紙幣の発行が7月に迫る中、1万円札の肖像「渋沢栄一」をモチーフにしたハンコ職人の技術に注目が集まっている。ハンコ製造・販売の専門店「永江印祥堂」(島根・松江市)の公式Xアカウント(@nagaeinsyoudou)が投稿したのは1個のハンコ。通常は字などが刻んである“印面”の中心

【六田知弘の古仏巡礼】ただ粗削りなのではなく、誰の心にもある慈しみの気持ちの最大公約数なのかもしれない。円空仏の静かなほほ笑みに救われる(個人蔵)
2024.06.17

【六田知弘の古仏巡礼】ただ粗削りなのではなく、誰の心にもある慈しみの気持ちの最大公約数なのかもしれない。円空仏の静かなほほ笑みに救われる(個人蔵)

六田 知弘 / 村松 哲文日本各地を遍歴しながら、12万体もの木彫仏をつくったという僧・円空。その仏像は荒削りながら、どれも慈愛に満ちている。荒削りのほほ笑みに、なぜこれほどまでに引かれるか。江戸時代の初め、一人の僧侶が旅をしながら仏像を彫った。その名

模型と思えない迫力! 戦艦を破壊する「ゴジラ-1.0」バージョンのゴジラのジオラマに圧倒される
2024.06.15

模型と思えない迫力! 戦艦を破壊する「ゴジラ-1.0」バージョンのゴジラのジオラマに圧倒される

 粘土で作られた、戦艦「ミズーリ」を破壊する「ゴジラ-1.0」バージョンのゴジラが大迫力です。映画にないシーンのはずだけど、リアルすぎて実際に見た気がしてくる……! 投稿したのは、米国のYouTubeチャンネル「wAw Creator」。彫刻と樹脂を使用したDIYアートを製作して

【六田知弘の古仏巡礼】ほほ笑みを浮かべ踊るような女性の袖口に小さな頭がのぞく。釈迦が母の右脇から合掌しながら生まれた奇跡の瞬間(東京国立博物館)
2024.06.11

【六田知弘の古仏巡礼】ほほ笑みを浮かべ踊るような女性の袖口に小さな頭がのぞく。釈迦が母の右脇から合掌しながら生まれた奇跡の瞬間(東京国立博物館)

六田 知弘 / 村松 哲文母の脇から合掌しつつこの世に登場する釈迦(しゃか)、それを祝福する天人たち。まるで群像劇を目の当たりにしているかのようだ。釈迦が母親の右脇から誕生する決定的瞬間だ。踊っているかのような姿の母・摩耶夫人(まやぶにん=マーヤ夫人)

パリ・台北・ニューヨーク…世界を駆け回る86歳 風の彫刻家・新宮晋さんの飽くなき挑戦
2024.06.09

パリ・台北・ニューヨーク…世界を駆け回る86歳 風の彫刻家・新宮晋さんの飽くなき挑戦

彫刻家の新宮晋さんは何ともエネルギッシュな86歳である。昨年、大阪中之島美術館で大きな回顧展を開いたばかりだが、今年3月からはパリで個展、今月は台湾の台北にできた美術館に新作を納めるなど、世界を駆け回っている。さらに地元・兵庫県三田市でさまざまなイベントを企画、来年はニューヨークでの個展も予定

久保寛子展「鉄骨のゴッデス」(ポーラ ミュージアム アネックス)開幕レポート。都会のビルの一角で新たな神話に出会う
2024.06.05

久保寛子展「鉄骨のゴッデス」(ポーラ ミュージアム アネックス)開幕レポート。都会のビルの一角で新たな神話に出会う

 東京・銀座のポーラ ミュージアム アネックスで久保寛子の個展「鉄骨のゴッデス」が開幕した。会期は6月9日まで。 久保は1987年広島県生まれ。テキサスクリスチャン大学美術修士課程修了。先史芸術や民族芸術、文化人類学の学説のリサーチをベースに、身の回りの素材を用いて彫刻作品を制作

富山県の井波彫刻が映画に“出演” 7日公開「かくしごと」、仏師が俳優に演技指導も
2024.06.05

富山県の井波彫刻が映画に“出演” 7日公開「かくしごと」、仏師が俳優に演技指導も

 富山県南砺市本町(井波)に工房を構える井波彫刻の仏師、関侊雲(こううん)さん(51)が手がけた木彫りの仏像が、7日に全国公開される映画「かくしごと」に登場する。出演俳優が彫刻を施すシーンの演技指導も担当。関さんは「井波で教わったことをさまざまな形で生かすことができ、うれしい」と話す。

甲子園歴史館「宮瀬富之彫刻展『主役は君だ!!』」を6月4日から開催
2024.06.03

甲子園歴史館「宮瀬富之彫刻展『主役は君だ!!』」を6月4日から開催

 甲子園球場に隣接する甲子園歴史館(阪神電鉄運営)が3日、阪神甲子園球場100周年を記念し、4日から9月1日まで日本芸術院会員である彫刻家・宮瀬富之氏の彫刻展「主役は君だ!」を開催すると発表した。 同氏は優勝の一校を除いては全て敗者となる高校野球において、ドラマを作る主役は敗者で

甲子園歴史館で彫刻家・宮瀬富之氏の彫刻展「主役は君だ!!」 4日から開催
2024.06.03

甲子園歴史館で彫刻家・宮瀬富之氏の彫刻展「主役は君だ!!」 4日から開催

 甲子園歴史館では、6月4日から9月1日まで、阪神甲子園球場100周年を記念し、日本芸術院会員である彫刻家・宮瀬富之氏(82)の彫刻展「主役は君だ!!」が開催される。 宮瀬氏は、優勝の一校を除いては全て敗者となる高校野球において、ドラマを作る主役は敗者であると捉え、試合の敗者に焦