デブリ取り出し中断 東電「準備作業に立ち会っていなかった」

AI要約

福島第一原発の燃料デブリの取り出し作業が手順ミスで中断した問題が発生し、東京電力が準備作業に立ち会っていなかったことが原因だった。

小早川社長は斎藤経産大臣と面会し、東電が準備も含めた細部まで責任を持つよう求められた。

作業の中断後2週間が経ち、再開時期について5日に会見を開くことを発表している。

デブリ取り出し中断 東電「準備作業に立ち会っていなかった」

福島第一原発の燃料デブリの取り出し作業が手順ミスで中断した問題で、東京電力が準備作業に立ち会っていなかったことが分かりました。

 東京電力の小早川社長は斎藤経産大臣と面会し、デブリの取り出しに使うパイプの接続手順でミスがあったのは、作業の準備に東電が立ち合って確認をしていなかったことが原因だったと説明しました。

 斎藤経産大臣は準備も含めた細部まで東電が責任を持つよう求めました。

 作業の中断から2週間が経っていて、東京電力は再開時期などについて5日、会見を開き説明するとしています。