米メタ、投稿の正確性を第三者が審査 フェイスブックやインスタで

AI要約

SNSのメタが日本でファクトチェックの仕組みを導入したことを発表。

偽情報や誤情報の拡散が社会問題化する中、対策強化を図る。

ファクトチェックは国際組織と提携し、虚偽や一部虚偽を評価。個人の意見や政治家の発言は対象外。

 SNSのフェイスブックやインスタグラムを運営する米IT大手メタの日本法人は2日、第三者が投稿内容などの正確性を審査するファクトチェックの仕組みを導入したと発表した。

 SNSで拡散される偽情報や誤情報が社会問題化する中、対策を強化する。

 ファクトチェックの国際組織に加盟する一般社団法人リトマス(東京)と提携した。リトマスが関係者への確認作業やデータ調査を実施した上、「虚偽」「一部虚偽」などと評価。これを踏まえ、メタは配信の抑制といった措置を取る。個人の意見や政治家の発言は対象外だという。

 メタは既に米国などで同様のファクトチェックの仕組みを取り入れている。