工作機械7月受注8.4%増 1239億円 アジア・北米伸展

AI要約

日本工作機械工業会が7月の工作機械受注確報を発表し、受注額は1239億4000万円で前月比7.4%減、前年同月比8.4%増となった。

前月に比べては3カ月ぶりの減少だが、前年同月に比べると3カ月連続で増加している。外需主体の回復傾向が変わらず、中国やインドなどアジアや北米が伸展していると分析されている。

反動や欧州の夏季休暇などによる季節要因で対前月は減少したが、5カ月間は安定して1200億円を維持しており、2カ月ぶりに1300億円を下回った。

日本工作機械工業会(会長=稲葉善治・ファナック会長)が22日発表した7月の受注確報によると、工作機械受額は1239億4000万円(前月比7・4%減、前年同月比8・4%増)となった。前月比は3カ月ぶり減に対し、前年同月比は3カ月連続増。2カ月ぶりに1300億円を割ったが、5カ月続いて1200億円を維持した。対前月では反動や欧州など夏季休暇による季節要因で減少したが、対前年同月では中国、インドなどアジアや北米が伸展し、外需主体の回復傾向に変わりはないと分析する。