〔東京株式〕足踏み状態=商い伸びず(13日後場中盤)

AI要約

日経平均株価は後場に入っても足踏み状態で、振れ幅が小さくなっている。様子見の口実があり、夏休みシーズンで動きは鈍りやすい状況。

前引け時点で日経平均株価は大幅続伸し、米株の底堅さや為替相場の安定が背景にある。幅広い業種に買いが入り、値上がりしている。

東証の業種別株価指数は保険業や海運業などが上昇し、売買代金は鈍いものの出来高は高い。

 (13時38分)日経平均株価は足踏み状態。引き続き大幅高で推移しているが、後場はここまで高値と安値の差が200円弱のレンジ内で推移するなど、振れ幅が小さくなっている。14日の米消費者物価指数の発表など「様子見の口実がいくつかある上、夏休みシーズンで動きは鈍りやすいのだろう」(国内証券)といい、売買代金の伸び方は前週に比べると鈍い。

 (後場寄り)後場の日経平均株価は前営業日比885円70銭高の3万5910円70銭で始まった。引き続き幅広い業種が値上がりして株価指数を支えているが、上値は利益確定売りなどに抑えられ、日経平均は大幅高でもみ合い状態になっている。

 (前引け)【プライム】日経平均株価の午前の終値は前営業日比760円55銭高の3万5785円55銭、東証株価指数(TOPIX)は44.10ポイント高の2527.40と、ともに大幅続伸。米株の底堅さや為替相場の落ち着きを背景に幅広い業種に買いが入った。米ハイテク株高を受けた半導体株などの値上がりも、日経平均の大幅上昇につながった。

 69%の銘柄が値上がりし、30%が値下がりした。出来高は10億8872万株、売買代金は2兆5017億円。

 業種別株価指数(33業種)は保険業、海運業、電気機器、鉱業が上昇率上位。下落は空運業、陸運業など。

 【スタンダード】スタンダードTOP20は続伸。出来高1億8667万株。

 【グロース】グロース250とグロースCoreは上昇。

 (10時04分)日経平均株価は前週末比900円超上昇し、3万6000円台を付けるなど上げ幅を広げている。東京市場の連休中に米ハイテク株が堅調に推移したことから、東エレク <8035> など値がさの半導体株や電子部品株の上昇率が大きくなり、日経平均を押し上げている。東証の業種別株価指数は33業種中28業種がプラスになっており、「半導体以外も幅広く買われている」(大手証券)という。

 (寄り付き)日経平均株価は前営業日比465円58銭高の3万5490円58銭と大幅に上昇して始まった。東京市場の休み中の米株価が底堅さを見せ、為替の円高も一服するなど日本株を取り巻く環境が落ち着く中、買いが先行している。