〔東京株式〕大幅高もみ合い=幅広く上昇も利食いが重し(13日後場寄り付き)

AI要約

日経平均株価は大幅高で始まり、幅広い業種の値上がりが続いている。しかし、利益確定売りなどが上値を抑えている状況。

前引けでは日経平均株価やTOPIXが大幅続伸し、米ハイテク株の底堅さや為替相場の落ち着きが好影響。多くの銘柄が値上がりし、業種別株価指数も上昇。

10時04分時点で日経平均株価は900円超上昇し、3万6000円台を回復。米ハイテク株の堅調さが日本市場にも良い影響を与えている。

 (後場寄り)後場の日経平均株価は前営業日比885円70銭高の3万5910円70銭で始まった。引き続き幅広い業種が値上がりして株価指数を支えているが、上値は利益確定売りなどに抑えられ、日経平均は大幅高でもみ合い状態になっている。

 (前引け)【プライム】日経平均株価の午前の終値は前営業日比760円55銭高の3万5785円55銭、東証株価指数(TOPIX)は44.10ポイント高の2527.40と、ともに大幅続伸。米株の底堅さや為替相場の落ち着きを背景に幅広い業種に買いが入った。米ハイテク株高を受けた半導体株などの値上がりも、日経平均の大幅上昇につながった。

 69%の銘柄が値上がりし、30%が値下がりした。出来高は10億8872万株、売買代金は2兆5017億円。

 業種別株価指数(33業種)は保険業、海運業、電気機器、鉱業が上昇率上位。下落は空運業、陸運業など。

 【スタンダード】スタンダードTOP20は続伸。出来高1億8667万株。

 【グロース】グロース250とグロースCoreは上昇。

 (10時04分)日経平均株価は前週末比900円超上昇し、3万6000円台を付けるなど上げ幅を広げている。東京市場の連休中に米ハイテク株が堅調に推移したことから、東エレク <8035> など値がさの半導体株や電子部品株の上昇率が大きくなり、日経平均を押し上げている。東証の業種別株価指数は33業種中28業種がプラスになっており、「半導体以外も幅広く買われている」(大手証券)という。

 (寄り付き)日経平均株価は前営業日比465円58銭高の3万5490円58銭と大幅に上昇して始まった。東京市場の休み中の米株価が底堅さを見せ、為替の円高も一服するなど日本株を取り巻く環境が落ち着く中、買いが先行している。