「株価大暴落で新NISAは大丈夫か?」「投資初心者はどうすればいい?」割安成長株で資産10億円の億り人に秘策を聞きました

AI要約

株価の乱高下が続いており、過去のデータと比較しつつ、現在の株価動向を分析しています。

投資初心者に向けて、割安成長株投資のチャンスを提案しており、冷静な判断と注意を促しています。

最終段落では、業績が悪化していない株を狙い、マーケット全体の下げに引きずられた銘柄の買いチャンスを指摘しています。

「株価大暴落で新NISAは大丈夫か?」「投資初心者はどうすればいい?」割安成長株で資産10億円の億り人に秘策を聞きました

 株価の乱高下が続いています。日経平均株価は7月11日に最高値の4万2426円をつけた後、同月26日の終値で3万7667円へと調整し、7月末には3万9101円まで戻しました。

 高値をつければ、しばらく調整するのは相場の常です。今回の乱高下の前も、3月22日に4万1087円の高値をつけた後、4月19日に3万6733円まで調整し、そこからしばらくの間はボックス圏で推移しました。

 しかし、今回の下落は正直、想定外でした。8月1日は前日比975円安、2日は2217円安となり、いくら何でもこれで下げ止まるかと思ったら、週明け5日には4451円安まで下げたのです。

 とはいえ6日は3217円高、そして週末の9日は193円高となり、この時点ではひと息ついている状態ではありますが、まだまだ油断はできません。新NISAで株式や投資信託を買い始めた投資初心者の方は、この乱高下でどうすればいいか心配しているのではないでしょうか。

■私は割安成長株投資の絶好のチャンスと考えます! 

 今回の暴落が生じた直後あたりから、ネットや各種メディアを通じて流れてきたのが、

 「株価大暴落で新NISAは大丈夫か?」

 「新NISAなんてやめて正解」

 「退職金で新NISA 株価暴落に悶絶」

 といった記事でした。

 まあ、想像はつきましたけどね……。

 でも大丈夫です。冷静になりましょう。

 まず、新NISAの成長投資枠で日本株を買っている方は、もし現金余力があるならば、一定量を買ってもいいでしょう。ただし、全力買いはお勧めしません。あくまでも打診買いです。そして、もし買うのであれば、マーケット全体の下げに引きずられる形で下げた銘柄を狙うことです。

 業績が悪化している、悪化する恐れがある銘柄は論外ですが、なかには売り上げがしっかり伸びていて、かつ利益も確保されているのに、今回、マーケットが大暴落したために、株価が崩れてしまった銘柄がけっこうあります。

 この手の銘柄は、株価が割安になっているはずですから、絶好の買いチャンスでしょう。株価はいずれ業績を反映しますから、今回のようにマーケット全体が投げ売り状態になって株価が下げたとしても、いずれ戻ります。割安成長株投資の絶好のチャンスです。