ニュースワード「中央アジアプラス日本」

AI要約

中央アジアプラス日本は、日本と中央アジア5カ国間の多国間協力枠組みであり、日本が資源豊富で地政学的に重要な地域と連携強化を図っていることが特徴。

4つは旧ソ連構成国で、中国の影響力が高まる中で、中央アジアプラス日本の存在意義が問われる状況となっている。

初の首脳会合が予定されていたが、岸田文雄首相の訪問取りやめにより見送られることとなった。

 中央アジアプラス日本 日本と中央アジア5カ国(ウズベキスタン、カザフスタン、キルギス、タジキスタン、トルクメニスタン)の多国間協力の枠組み。2004年に始まり、これまで9回の外相会合を重ねた。資源が豊富で地政学的にも重要な地域として日本が連携強化を図っている。創設20年の節目に合わせた初の首脳会合をカザフで開く予定だったが、岸田文雄首相が訪問を取りやめ、見送られた。5カ国は旧ソ連構成国。中国が巨大経済圏構想「一帯一路」を掲げて影響力を強めている。