トヨタ社長 認証不正問題で再発防止策提出「先頭に立ち全社一丸となって取り組んでいく」

AI要約

トヨタ自動車が国の認証試験で不正をしていた問題に対し、佐藤社長が再発防止策を提出したことを明らかにしました。

トヨタ自動車は再発防止策として、「正しい仕事」の重要性を再確認し、幹部の現場回りや従業員の教育プログラムなどを行うことで対応しています。

さらに、認証業務に携わる人員を増やし、「社内審査官」を配置することで、試験の適切な実施を確認する方針を示しました。

トヨタ自動車が国の認証試験で不正をしていた問題で、佐藤社長は国土交通省に再発防止策を提出したことを明らかにしました。

トヨタ自動車・佐藤恒治社長

「改めて経営の責任を認識しつつ、再発防止を、先頭に立って全社一丸となって取り組んでいくということをお約束申し上げました」

トヨタ自動車がまとめた認証試験での不正の再発防止策では、会社全体で「正しい仕事」の大切さを再確認することが不可欠だとしました。

幹部が定期的に現場を回るほか、全従業員に認証業務についての教育プログラムを実施します。

また、認証業務に携わる人員を1割程度増やし、認証試験が適切に行われているかどうかを確認する「社内審査官」も新たに配置するとしています。