ポイ活で飛行機に「無料」で乗れたと聞きました。いったいクレジットカードをいくら使ったら飛行機1回が無料になるのでしょうか？

近年、ポイ活と呼ばれる買い物をしてポイントを貯めたり、貯めたポイントを消費したりする活動が注目されています。ポイ活といっても貯めるポイントはさまざまで、特典航空券と交換するためにマイルを貯める人もいることでしょう。

マイルは飛行機に乗らなくても、クレジットカードで買い物をするなどすれば貯められるので、比較的誰でも取り組みやすいポイ活です。国内や近くの海外であれば必要マイル数も少なく、クレジットカードの利用頻度が高ければ交換までに長い時間を要しないかもしれません。

そこで本記事では、マイルの仕組みをはじめ、ポイ活でマイルを貯める方法などを解説します。

マイルとは、各航空会社が提供するポイントです。マイルを貯める際には、会員登録を行う必要があります。

マイルは飛行機に搭乗する、クレジットカードを利用するなどの方法で貯まり、一定のマイル数が貯まると航空券との交換や座席のグレードアップ、他社でのポイント交換などに充てられます。また、航空会社が提供するツアーや航空券を購入する際に、マイルを支払いに充てることも可能です。

その他にも、航空会社によってはコンシェルジュサービスやラウンジの利用ができたり、チェックインや搭乗、手荷物受け取りなどが優先して受けられたりなど手厚いサービスが受けられます。

■飛行機の搭乗だけでマイルを貯めるのは難しい

マイルを貯める方法といえば飛行機の搭乗ですが、搭乗機会が年に1～2回だったり、目的地が近距離のみだったりすると、特典航空券がもらえるほどのマイルを貯めるのは難しいでしょう。

マイルは、飛行機の搭乗区間や利用運賃に対応した積算率から算出するからです。特に航空券を早割で購入している場合、飛行機の予約クラスなどによって異なるものの積算率が30～50％というケースもあります。

ポイ活でマイルを貯めたいのであれば、以下の2つの方法を検討してみてください。

・航空系クレジットカードを使う

・クレジットカードで貯めたポイントをマイルと交換する

以下で、方法別に内容を解説します。

■航空系クレジットカードならマイルが直接貯まる

1つ目は、航空会社が発行するクレジットカードを利用することです。例えば、200円の利用につき1マイル貯まったり、特約店でお買い物をすれば通常の2～4倍といったポイントを貯めたりすることが可能です。クレジットカードを作成して利用するだけでマイルが貯まり、交換する手続きは必要ありません。

また、飛行機に搭乗すると通常のマイル以外にボーナスマイルが付与されたり、入会時や毎年初回搭乗時にマイルが付与されたりするなど、お得にマイルが貯まる機会が複数あります。

■クレジットカードで貯めたポイントをマイルと交換する

航空会社が発行するクレジットカードではなくても、貯めたポイントをマイルと交換可能な場合があります。日常的な買い物はもちろん、毎月の公共料金の支払いなどをクレジットカード払いにして、マイルを貯めることにつなげてみてください。

ただし、クレジットカードで貯めたすべてのポイントがマイルに交換できるわけではありません。自分の持っているクレジットカードがマイルと交換可能かどうかをあらかじめ確認しておくとよいでしょう。