〔東京株式〕反発=米景気懸念和らぎ(9日前場)☆差替

AI要約

前日の米国株高の影響を受け、日経平均株価は大幅反発してスタート。しかし、3連休やお盆休みを控えた売り圧力により伸び悩んだ。

米国の雇用関連指標の改善により、半導体株など幅広い銘柄が上昇。TOPIXも上昇し、取引は活発だった。

業種別株価指数では、石油・石炭製品や非鉄金属などが上昇し、一方で金属製品や電気・ガス業は下落した。

 (前引け)【プライム】午前の日経平均株価の取引は、前日比549円08銭高の3万5380円23銭と反発して終了した。米国は前日の雇用関連指標で過度な景気悪化懸念が和らぎ、主要株価指数が上昇。米株反発を受け半導体株の一角などが上昇し日経平均を下支えした。東証株価指数(TOPIX)は、36.65ポイント高の2498.35。

 81%の銘柄が値上がりし、17%が値下がりした。出来高は12億8649万株、売買代金は3兆3152億円。

 業種別株価指数(33業種)は石油・石炭製品、非鉄金属、卸売業などが上昇。金属製品、電気・ガス業、陸運業などが下落した。

 【スタンダード】スタンダードTOP20は続伸。出来高は1億7020万株。

 【グロース】グロース250とグロースCoreはともに上昇。

 (9時57分)日経平均株価は、寄り付き後に一時前日比800円超上昇したものの、その後は上昇幅を縮小し伸び悩んでいる。前日の米株高や円安を受け大幅に反発して始まったものの、あすからの3連休やお盆休みを控えた「強い売り圧力」(大手証券)に押される展開となっている。

 (寄り付き)午前の日経平均株価の取引は、前日比441円19銭高の3万5272円34銭と大幅反発して始まった。前日の米株市場で、過度な景気後退懸念が和らぎ主要株価指数が上昇した流れを受けて半導体関連株などを中心に幅広く買いが入っている。