米国株式市場・午前=大幅下落、米国不況懸念が世界中に波及

AI要約

米国株式市場は低調な経済指標と景気後退懸念で急落。

超大型ハイテク銘柄が大幅下落、時価総額減少。

投資家の不安心理が高まり、主要株価指数は下落。

米国株式市場・午前=大幅下落、米国不況懸念が世界中に波及

[ニューヨーク 5日 ロイター] - 5日午前の米国株式市場は急落している。先週発表された低調な経済指標を受けて米国が景気後退(リセッション)に陥るとの懸念が強まり、世界中の株式市場を動揺させている。

ダウ工業株30種、ナスダック総合、S&P総合500種の主要3指数は2%超下落した。

今年の米国株の記録的な上昇の原動力となった超大型ハイテク7銘柄「マグニフィセント・セブン」の時価総額は合計1兆ドル減少する基調にある。

アップルは4.2%、エヌビディアは6.4%、マイクロソフトは2.4%、米グーグルの持ち株会社アルファベットは約3%、それぞれ下落。

投資家の不安心理を示すシカゴ・オプション取引所(CBOE)のボラティリティー・インデックス(恐怖指数、VIX)は40前後で推移している。

株価 前日比 % 始値 コード 時間

ダウ工業株30種 38952.65 -784.61 -1.97 39056.19 12:15

前営業日終値 39737.26

ナスダック総合 16333.34 -442.82 -2.64 15712.53 12:10

前営業日終値 16776.16

S&P総合500種 5227.90 -118.66 -2.22 5151.14 12:10

前営業日終値 5346.56