大手百貨店、全社増収 夏物商品が好調 7月

AI要約

7月の既存店売上高は、三大百貨店全体で増収となる。気温上昇により夏物商品の売れ行きが好調で、高額品も好調を維持。訪日客の免税売上高も拡大。

大丸松坂屋が10.0%、高島屋が8.1%、三越伊勢丹HDが7.2%という伸び率を記録。訪日客の購入額も大幅に増加。

海外高級ブランドのバッグや宝飾品などの売れ行きも好調で、夏季商戦は成功を収めた。

 三越伊勢丹ホールディングス(HD)など大手百貨店3社が1日発表した7月の既存店売上高(速報)は、全社が前年同月比で増収となった。

 気温の上昇に伴い、ブラウスやサングラスなど夏物商品の売れ行きが良かった。海外高級ブランドのバッグや宝飾品などの高額品は好調を維持した。

 伸び率は大丸松坂屋百貨店が10.0%、高島屋が8.1%、三越伊勢丹HDが7.2%。訪日客の購入額を示す免税売上高は、大丸松坂屋が約2.1倍となるなど各社とも拡大した。