日経平均 一時1300円以上下落 輸出関連株などほぼ全面安に

AI要約

8月1日の東京株式市場では円高の影響で日経平均株価が急落し、終値は3万8126円となった。

円高の影響で輸出関連株を中心に全面安となり、3日連続上昇から一転して大きく下落した。

日本銀行の追加利上げとアメリカFRBの利下げの可能性を巡る動きから金利差が縮小し、円高が急速に進展した。

 8月1日の東京株式市場、日経平均株価は急激な円高を受けて一時1300円以上下落するなど大きく動きました。終値は7月31日より975円安い3万8126円でした。

 日経平均株価はこれまで3日連続で上昇していましたが、外国為替市場で7月31日から一気に4円近く円高が進んだことを受けて、輸出関連株を筆頭にほぼ全面安となりました。

 日本銀行が金融政策決定会合で追加利上げを決めた一方で、アメリカでは中央銀行にあたるFRBが9月に利下げする可能性を示唆したことなどから金利差の縮小が意識され、急激に円高が進みました。

 7月31日のニューヨーク市場ではアメリカの利下げへの期待感から株価が大幅に上昇していましたが、その流れに反して日本株は大幅に値下がりする展開となりました。(ANNニュース)