〔東京株式〕軟調=半導体株に売り(31日前場中盤)

AI要約

米ハイテク株安の流れを引き継ぎ、値がさの半導体関連株が売られ、日経平均株価は軟調。

市場では決算発表のあった個別銘柄が動いており、OLC <4661> が増収減益を公表して下落。

日銀が追加利上げを検討中との報道で円高に振れ、日経平均株価は反落スタートしている。

 (10時30分)米ハイテク株安の流れを引き継ぎ、値がさの半導体関連株が売られ、日経平均株価は軟調。市場では「半導体一辺倒というより決算発表のあった個別銘柄が動いている」(銀行系証券)との声が聞かれ、30日引け後に公表した2024年4~6月期決算が増収減益だったOLC <4661> は9%程度下落している。

 (寄り付き)きょうまで開かれている金融政策決定会合で、日銀が追加利上げする検討に入ったとの一部報道を受け、円高に振れたのを嫌気し売りが先行している。日経平均株価の始値は前日比385円18銭安の3万8140円77銭で、反落スタートとなった。