〔東京株式〕下落=半導体、自動車株に売り(31日前場)☆差替

AI要約

米ハイテク株安や円高を受け、半導体関連株や自動車株が値下がりした影響で日経平均株価は下落。具体的には半導体関連株が売られ、自動車株も売られた。

株価指数は1.96ポイント下落し、38%の銘柄が値下がり。業種別株価指数では空運業やサービス業が下落し、銀行業や証券・商品先物取引業が上昇。

米ハイテク株安の流れを引き継いだ市場では、半導体関連銘柄や決算発表の影響で動きが見られ、日経平均株価は軟調。

 (前引け)【プライム】米ハイテク株安を受けて値がさの半導体関連株が値下がりしたほか、円高を嫌気し自動車株も売られた。日経平均株価の午前の終値は前日比156円41銭安の3万8369円54銭と下落。東証株価指数(TOPIX)は、1.96ポイント安の2752.49。

 38%の銘柄が値下がりし、値上がりは59%。出来高は8億1099万株。売買代金は1兆9389億円。

 業種別株価指数(33業種)は空運業、サービス業、精密機器などが下落。上昇は銀行業、証券・商品先物取引業、保険業など。

 【スタンダード】スタンダードTOP20は上昇。出来高は1億9698万株。

 【グロース】グロースCore、グロース250はともに下落。

 (10時30分)米ハイテク株安の流れを引き継ぎ、値がさの半導体関連株が売られ、日経平均株価は軟調。市場では「半導体一辺倒というより決算発表のあった個別銘柄が動いている」(銀行系証券)との声が聞かれ、30日引け後に公表した2024年4~6月期決算が増収減益だったOLC <4661> は9%程度下落している。

 (寄り付き)きょうまで開かれている金融政策決定会合で、日銀が追加利上げする検討に入ったとの一部報道を受け、円高に振れたのを嫌気し売りが先行している。日経平均株価の始値は前日比385円18銭安の3万8140円77銭で、反落スタートとなった。