〔東京株式〕大幅反落=円高を嫌気(1日前場)☆差替

AI要約

日経平均株価は前日比1007円58銭安の3万8094円24銭と大幅反落し、急速な円高が輸出関連株の値下がりに影響した。

出来高は14億2952万株で、94%の銘柄が値下がりし、33業種すべてが下落した中、不動産業、輸送用機器、機械などが特に大きな下落率を記録した。

11時12分時点で日経平均株価の下落幅が1100円を超え、売りが広がっている状況である。

 (前引け)【プライム】日経平均株価の午前の終値は前日比1007円58銭安の3万8094円24銭と大幅反落。東証株価指数(TOPIX)は87.19ポイント安の2707.07。急速な円高が嫌われ、自動車や機械など輸出関連株が大きく値下がりした。前日までの大幅上昇に対する反動も出て、日経平均の下げ幅は一時1300円を超えた。

 94%の銘柄が値下がりし、5%が値上がりした。出来高は14億2952万株、売買代金は3兆2998億円。

 業種別株価指数は33業種すべて下落し、不動産業、輸送用機器、機械、保険業、電気・ガス業、その他金融業の下落率が大きかった

 【スタンダード】スタンダードTOP20は反落。出来高は2億2053万株。

 【グロース】グロース250とグロースCoreはともに大幅安。

 (10時12分)日経平均株価の下落幅は1100円を超えた。前日に急上昇した反動で幅広い銘柄に売りが出ている。「好決算銘柄に買いが入り、日経平均を下支えしている」(大手証券)ものの、プライム市場全体の9割強が値下がりしており、下落の勢いは止まらない。

 (寄り付き)日経平均株価は前日比320円26銭安の3万8781円56銭と下落して始まった。為替の円高が急速に進み、自動車など輸出関連株を中心に幅広い業種で売りが先行。下げ幅を700円超に広げている。