航空大手2社、増収減益

AI要約

日本航空とANAホールディングスの2024年4~6月期連結決算が発表され、売上高が過去最高を更新するものの、燃料費や人件費の増加により利益は減益となった。

日本航空の売り上げ収益が12年の再上場後で最高値を記録し、訪日客需要の拡大が貢献した一方、ANAホールディングスも同様に売上高が過去最高となった。

2社ともに利益の減少要因は燃料費や人件費の膨らみであり、業績の改善が求められる状況だ。

 航空大手2社の2024年4~6月期連結決算が31日、出そろった。好調な訪日客需要を背景に、日本航空 <9201> は売上高に当たる売り上げ収益が12年の再上場後、4~6月期として過去最高を更新。先に発表したANAホールディングス(HD)ANAホールディングス <9202> も売上高が過去最高だった。しかし、燃料費や人件費が膨らみが利益を押し下げ、2社とも各利益は減益となった。